「運動したいけど続かない」「お金をかけずに運動したい」「ウォーキングするだけじゃあまり効果ないんじゃない?」
そんな風に思っている方におすすめなのがモールウォーキングです。モールのなかを歩くだけでよいモールウォーキング。
簡単に始められるのに効果はばつぐんです。今回はモールウォーキングの効果やメリット・デメリットをご紹介します。
モールウォーキングのメリット
モールウォーキングにはメリットがたくさんあります。ひとつひとつ読んでいるだけでモールウォーキングをしたくなるに違いありません。モールウォーキングの魅力を実感してください。
無料
モールのなかを歩くだけなので費用はかかりません。モールによっては駐車場代がかかる場合もありますが、最初の1時間は無料だったり、買い物をしたら無料になったりするケースが多いです。モールをうまく活用して無料でウォーキングしまくりましょう。
もしジムで運動しようとしたらどうでしょうか?最近はやりのchocoZAP(チョコザップ)でも税込みで月額3278円。運動器具以外のサービスもおすすめみたいですが、しっかり利用しないともとが取れません。
月額3278円なら1年で39,336円です。約4万円を節約できると考えると、モールウォーキングのよさがわかります。
天気に影響されない
モールウォーキングはモールのなかを歩くので天気の影響がありません。雨の日でも強風の日でもOK。なんなら雪の日でもモール内は歩けます(雪の日にモールに行くのはあまりおすすめしませんが……)。
春の季節であれば花粉症対策にもなります。完全に花粉をシャットアウトできるわけではありませんが、屋外を歩くよりは花粉の量を抑えられるはずです。
私がモールウォーキングを始めたのも花粉症対策でした。もともと退社後に1駅分歩いていましたが、花粉症がひどくて断念。「歩きたいならモールを歩けばいいんじゃない?」という結論にいたりました。
安全
モールウォーキングは安全なのも魅力です。屋外のウォーキングだと、夜や早朝の暗い中を歩いている人がいますよね。それはそれでいいのですが、場所によっては暗い夜道を歩くのが不安になります。
モールのなかであれば明るいですし、人の目もあるので安心です。夜道で人とすれ違う時にドキドキするということもないでしょう。
モールのなかは温度が一定に保たれているのも安心できる要素のひとつです。夏の暑い日だと熱中症などが心配になりますが、モール内は空調があるのでそこまで危険な環境にはなりません。安全で快適な環境でウォーキングを楽しめますよ。
休む場所がある
モールのメリットとして休む場所があることがあげられます。フードコートだったりベンチだったり、探してみると結構休む場所が多いです。
モールウォーキングをしていても疲れたらベンチに座ってOK。場所によっては水をタダで飲めたり、お茶まで飲めたりするフードコートなどもあります。
ジム代がかからないだけでなく、水分補給まで無料でできるのはモールウォーキングの強みですね。
継続しやすい
運動をするうえで障害になるのが継続できるかという問題です。「意気揚々と始めてみたはいいものの、三日坊主で終わってしまった」というのは誰もが経験があるのではないでしょうか。
モールウォーキングであれば、仕事帰りや買い物のついでに行えます。服装もそこまで気にする必要はありません。
仕事のスーツのままモール内を歩く、買い物するための普段着のままモールウォーキングをすればよいのです。
いつもの出勤や買い物のついでに行うことができるので、ウォーキングのための準備も必要ありません。
お金もかからず準備も不要なので気軽にウォーキングを行うことができ、継続率がぐんとあがること間違いなしです。
自分のペースで行える
モールウォーキングは時間や強度を調整しやすいのもメリットのひとつです。出勤や買い物のついでに行うならば、でかける予定のある日だけ行えばOKですし、忙しいときは無理に行う必要もありません。
ウォーキングをしているときも、時間や体調にあわせて内容を変更すればOK。「普段は階段をコースに入れているけれど、今日はフロアを歩くだけにしよう」など、自由にカスタマイズできます。
歩いていて疲れてしまったときは休憩もどんどん取ってください。「しっかり歩かなければ」と気負うのではなく、気軽に楽しむのがモールウォーキングを続けるコツです。
情報収集できる
モール内を歩いていると自然とおしゃれやトレンドに敏感になります。服装やアクセサリーなどのファッション情報が自然と目に飛び込んできますし、モール内を歩いている人の服装や髪形などを見るのも面白いです。
新しくオープンしたお店やセール中のお店を見つけることもあります。ウォーキング中にお店に入ってもOKですし、別の機会に訪問できるようにリストアップしておいてもOK。モールの情報を家族や友人とシェアして盛りあがるのもおすすめですよ。
デメリット
モールウォーキングにはメリットがたくさんありますが、デメリットも存在します。私が感じるデメリットは以下のとおりです。
衝動買いしてしまう
モールを歩いていると魅力的な商品が多いのでついつい買い物をしたくなってしまいます。無料でできるのがモールウォーキングのメリットなのに、買い物で散在してしまっては元も子もありません。
1回見ただけなら大丈夫でも、何度も同じ場所を歩いていて物欲が抑えられなくなるというケースもあります。そんなときは歩くコースを変えるのが賢明かもしれません。
ウォーキングをしたあとに自分が好きなお菓子やパン・惣菜などを衝動買いしてしまうケースもあります。モールのどこで何を売っているかがわかってくると、ウォーキングをしながら売り場に一直線ということも。
せっかくモール内を歩いているので、買い物を楽しむということも大事です。何を食べていい・買っていいという、ある程度のルールを決めておくといいでしょう。
ちょっと恥ずかしい
切実に感じることがあるのですが、モール内を歩いていると恥ずかしく感じることがあります。
たとえば歩いていて汗ばんできたとき。「自分ひとりだけ汗だくなんですけど」っていうときがあります。
「何度も同じ場所を歩いて変な人と思われてないかな」と心配になるときもあります。買い物客はその日たまたまそこにいただけだと思いますけど、店員はほぼ毎日同じ場所にいるので顔を覚えられたらちょっと気まずいですよね……。
モールウォーキングの効果
モールウォーキングのデメリットを紹介しましたが、それでもモールウォーキングはやめられません。私が体感している効果を紹介します。
程よく疲れる
モールウォーキングをしていてすぐに感じたのは程よく疲れるという点です。この程よくというのがいいんですよね。
歩くだけで全然疲れないというわけでもなく、へとへとで余力がないわけでもなく、本当に程よく疲れられるんです。
というか、へとへとにならないように強度を調整して、ちょっと疲れたらすぐに休憩をとることができます。そうしていると、程よく負荷がかかって程よく疲れられます。
夜よく眠れる
程よく疲れると夜よく眠れるようになります。人によって違うと思いますが、私の場合は夜10時くらいに眠くなるようになりました。朝までぐっすり眠れることもおおいですよ。
筋力アップ
モールウォーキングをするときには階段もコースに入れていますが、筋肉がついています。正直モールウォーキングで筋力アップは期待していませんでしたが、太ももやふくらはぎが少し大きくなりました。
筋力がアップすると、あがれる階段の段数が増えます。少しですが自分の体力がついているのを実感し、ウォーキングへの意欲が増しました。
モールウォーキングのやり方
モールウォーキングは基本的にモール内を自由に歩くだけです。体力や時間、体調などにあわせて内容を決めます。以下は私が行っている方法です。
フロアを歩く
モールウォーキングの基本です。私は時間節約と筋力負荷を意識して、フロアを歩くのは最低限にしています。
体力がない人は逆にフロア内を歩くのをメインにすればいいでしょう。フロア内を歩くだけでもけっこう疲れますよ。
階段を上る
私のモールウォーキングのメインは階段上りです。時間や体調にもよりますが、できれば1階から4階までのコースを3回上っています。
2回までであれば連続して上ることができますが、3回連続はさすがに無理です。しっかり休憩を取って時間が許せばもう1回上ります。
ちなみに下りはエスカレーターかエレベーターです。どうやら階段の下りは膝への負担が大きいらしく、今のところ膝の痛みはまったくありませんが、念のために階段の下りはしないようにしています。
疲れたら休む
モールウォーキングで大事なのは疲れたらすぐに休むという点です。無理をしてもいいことはありません。
フードコートに行って水分補給したり、買い物をしたり、自分なりの休憩をしてください。本屋に行って本を立ち読みするのもいいでしょう。
休憩を終えて再度ウォーキングを再開してもいいですし、そのまま帰宅してもOK。完全に自由なのがモールウォーキングの魅力です。
気軽・気楽にモールウォーキングを始めよう!
今回はモールウォーキングの効果やメリット・デメリットを紹介しました。とにかく気軽に気楽に始められるのがモールウォーキングです。
仕事帰りや買い物ついでなど、自分の行いやすいタイミングでモール内を歩くだけ。階段をコースに入れることで体への負荷も調整できます。ぜひモールウォーキングを試してみてください!